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小川重雄写真展「Perspective Architecture」

updated: 2012-10-26

● 会場:東京大学本郷キャンパス
     伊藤国際学術研究センター 地下1階ギャラリー2
● 会期:2012年12月3日(月)~2012年12月8日(土)
● 時間:9:00~18:00
● 入場無料
● 地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/ext01/iirc/access.html

←ポスター画像はクリックすると拡大します。

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2009年に生まれ変わった岩見沢複合駅舎
初夏、秋、そして冬、季節を変え、3回の撮影を行った
改めて自分の写真を眺めると「パースペクティブ」という言葉が浮かんだ
建築写真の画面内には、必ずパースペクティブー透視画的遠近感ーが存在する
特にこの岩見沢複合駅舎は、長大な建築であり
画面内のパースペクティブが強い
そして、この建築には、風土や歴史を想起させる、時の流れがある
過去から現在、そして未来へと繋がる
時のパースペクティブ

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このたび、東京大学で写真展を開くことになりました。

昨年9月に北海道岩見沢市で開催した「パースペクティブ・アーキテクチュア」展の
東京巡回展となります。

これら一連の写真は、グッドデザイン大賞・建築学会賞など12もの賞を獲得した岩見沢複合駅舎をモチーフとしています。建築と、建築から見える風景が、いかに市民のメンタリティに関わっているかを捉える試みです。

前回は、岩見沢複合駅舎内のギャラリーで展示され、被写体の建築内部での展示という、一種の
多重空間が出現しました。

今回の東京展では、前回と同じ写真を展示するだけでなく、この秋に追加撮影した一連のカットを
180インチの大型液晶パネルでディスプレイします。
前回の北海道展から更にバージョンアップした「Perspective Architecture」展になるのです。

短い開催期間で、しかも年末の慌ただしい時期ではありますが、ぜひともご覧になって頂きたいと思います。

小川重雄